色々なダイエットで、「朝食は1日で1番大切な食事!」と言ったかと思うと、「朝は抜いた方が良い」と言ったり、何を信じれば良いか分からなくなりますよね。それよりも、1日を通してのパフォーマンスにどのような影響を与えるのかどうかも気になります。
今回はそのようなあなたの疑問を探ってみたいと思います。
朝食を食べない人は結構多い?
とある調査では「日本の人口全体の1割以上が朝食を食べない。」という結果が出ていて、結構朝を抜いている人が多いのが分かります。理由としては「朝、時間がない」「ダイエットの為」が1番多く、中には「めんどくさい」という若い人も多いようです。
朝、時間がないという人は、もちろん余裕を持って起きれなかったからで、ダイエットの為という人は、減量する目的がある人。そしてめんどくさいという人は、怠惰な性格という全てが自己責任に繋がっているのです。
要するに誰からか命令されているのではなく、自分で朝食を食べないと決めて行動しているわけですね。
ダイエットに関しては?
アメリカの新しい調査で、朝食をとる人もとらない人もほとんど体重の変化はなかった、という結果が出ているそうです。例えば、朝食は大事だからと思い、無理して朝を食べている人は体重が増えるし、朝お腹が減っているけれどもダイエットの為に食べない、と言う人は昼にドカ食いしたり、甘いものを食べ過ぎるなどして体重が増えるという事がわかっています。なので現在では、自分の身体のサインを受けとめるように、と伝えられています。
要するに朝、食欲がなかったら無理して食べる必要はないし、朝起きてすぐお腹が減っているのであればしっかり朝食をとるようにする。これでストレスもなくなり、どのようなダイエットが自分に向いているのかもわかってくるんだとか。
その日のパフォーマンスに影響する?
アメリカのアスリートたちを対象にした調査で、朝食を食べた人と食べない人でのパフォーマンスの違いはほとんどなかったという結果が出ているそうです。興味深いのが、普段朝食を食べないのに、その日は食べて競技に出たら身体が重く感じて、悪い結果が出たりだとか、毎朝、朝食を食べるのにその日の朝は、食べずに試合に出たらエネルギーが持たずに負けたなど、条件を変えると結果も違ってくるのです。
子供には違う結果が出た!
他にも子供を対象にした調査では、朝食を食べてきていない子供は明らかにエネルギーが不足し、授業に集中出来ないという結果が出ているそうで。しかし朝から、ドーナツやお菓子だけなどの、甘いものを食べてきた子供たちも、同じような結果が出ているのです。
なので特に子供への朝食は、脳細胞が活発になるように栄養のバランスのとれた、シリアルなどの食事が良いとされています。結果としては、子供以外は朝を食べても食べなくても、1日のパフォーマンスにはさほど影響しないということがいわれています。
アメリカでも、「王様のように朝食を食べ、王子のようにランチを食べ、貧乏人のように夕食を食べよ」と昔から言われているので、無理に朝を食べる人も多いようですが、新しい調査では、あなたにとって朝食を抜いたほうが、体調が良くなるのであれば、朝食を食べない方が良いといわれています。
まとめ
以上、朝食は食べるか食べないか、パフォーマンスに影響するのかについてお伝えしました。
何をするにしても無理は禁物です。もし朝起きてお腹が減っているのであれば、それはあなたの身体がエネルギーを欲しているサインなのでしっかり朝食を食べましょうね!