日本では一番最初の行事と言えば、お正月ですね!ほとんどのビジネスが年末年始お休みで、最近は1日の元旦から、初売りで大忙しになります。
ではアメリカではどんなお正月の過ごし方をするのでしょうか?
そこで今回はお正月のアメリカでの過ごし方や日本との違いをご紹介していきます。
アメリカでの過ごし方
仕事は休み?
まずアメリカではお正月は、日本のように大きな休日ではない事を頭においておきましょう。ほとんどの仕事やお店、レストランなどは元旦の1日だけがお休みになります。ですが、レストランによっては、お正月も休まずオープンしているところもあります。
このようにそんなにお休みがとれないので、おじいちゃんやおばあちゃんの家や実家にみんなで帰る、という事もあまりないようです。
大晦日が凄い!
大晦日に半日お休みをとる人が多く、みんなでパーティの準備を始めます。地元のダウンタウンに出かけて行き野外で、花火やミュージックバンドを楽しみながら、新年を迎える人達もたくさんいますし、お友達の家でパーティをしながら、新年を迎える人もいます。
特に変わったお正月料理があるわけではなく、ビュッフェタイプの様々な料理が、用意されるのが普通です。そしてそのパーティ中に、年が明けて元旦になりますよね。その時は「キス」タイムで、自分のパートナーとキスを交わします。もし誰も相手がいなかったら、みんな酔っ払ってるので隣りにいる人とかにでも「ハッピーニューイヤー」と言ってキスしたりしたりするそうですよ。そして朝方までパーティは続くのです!
元旦の過ごし方は?
元旦はたくさんの人が二日酔いで目を覚まします。そして午後から夜まで、メジャーなフットボールのゲームが放送されるのです。なのでお友達同士で集まってバーに行って、テレビを見て観戦したり、近所で集まったりしてそのゲームを楽しみます。
この時の料理も特別なものはなく、ピザだったりチキンウイングだったり様々です。そして2日からは、普通にビジネスもオープンして仕事が始まるのです。ほとんどの学校は、クリスマス前からお休みですがお正月を過ぎると又始まります。
日本との違い
日本との一番の違いは、あまりビジネスがお休みにならないところではないでしょうか。休日としてはそんなに重きを置いていません。
その他には、日本で一番忙しいショッピングの時期、初売りはアメリカにはありません。その代わりアメリカには初売りに似たようなショッピングの日が、サンクスギビングデイの次の日に「ブラックフライデー」としてあります。
サンクスギビングデイがいつも木曜日にあるので、次の日のフライデーに全てのお店が競争してセールがあり、みんながショッピングをするのでブラックフライデーと呼ばれていますが、最近はセールス商戦が厳しくなって、サンクスギビングデイでもお店がオープンするようになりました。
これは昔、日本の初売りも2日と決まっていたのに、最近は元旦になってきているのと同じ状況ですね。
以上のようにアメリカでのお正月は、日本のように大きな休日ではありませんが、たくさんの人がパーティを楽しんで、みんなで来る年が良い年であるようにお祝いしながら新年を迎えるのです。