子育てママさん、毎日の育児おつかれさまです!
子どもの相手を優先させるあまり、自分の体調は管理できていますか?
特に女性は男性にくらべて、頭痛持ちの人が多いといわれていますが、
あなたはいかかでしょう。
私ももともと頭痛持ちで、鎮痛薬が手放せない体質です。
冷えやストレス・緊張などが原因と分かっていたので、そのつど鎮痛薬とうまくつき合いながら、頭痛のもとを取りのぞく努力をしています。
しかし、育児ストレスが原因の場合は意味が変わってきます。
原因である子ども・子育てから逃げるわけにはいきません。
特に子どもが小さい時期は、コミュニケーションがうまく取れないし、しょっちゅう泣くのでさらにそれがストレスになります。
頭痛の時なんて、子どもの泣き声がさらに痛みを強くさせるのでよけいにイライラしますよね。
イライラからくる頭痛がすぐにおさまらず、ふだんなら何でもない子どもの言動にやさしく相手できないこともあります。
子どもはママのいつもの様子がちがうことに不安になり、大げさに甘えてくる・わざと失敗するという行動をとることも。
イライラ→頭痛→子どものいつもとちがう態度→さらにイライラ→ひどくなる頭痛
という悪循環がくりかえされ、ママは絶望的な気持ちになっていきます。
自分が健康でなければ、余裕も生まれず子どもとうまく向き合えなくなりますよね。
特に頭痛は、日常生活に影響してしまうくらいの体調不良のひとつであると思います。
子育てが落ち着くまで、我慢しようと思ってはいけません。
特に子どもの小さい時期はあっという間に過ぎるので、この時期を頭痛で台無しにしないでください!
かわいいわが子と楽しい時間をたくさん過ごすためにも、イライラからくる頭痛をコントロールしましょう。
イライラしないためには
頭痛の原因がイライラなら、イライラしなければ良い。
言葉で言えばカンタンですが、つまりストレスをためないということになります。
でもストレスをためない習慣やストレス解消法って、自分できちんと分かっているものでしょうか。
現代はストレス社会と言われ、頭痛以外にもうつ病や胃かいようなどの病気を発症する人が後を絶ちません。
おそらくイライラの原因が分かっていたとしても、育児や仕事などのように原因から逃げられないことが多いのだと思います。
ここでは頭痛本来の原因をさぐることで、なるべくその症状を引き起こさず、またひどくさせない心がけができるように考えてみます。
頭痛の痛みは、血管が異常に拡張することで引き起こされると考えられています。
これは『片頭痛』とよばれ、寝すぎや寝不足などの軽い睡眠障害やホルモンバランスの乱れ、疲労・光や音の刺激などが誘因です。
ほかには眼精疲労や肩こりなどの筋肉の緊張で起きる『緊張型頭痛』があります。
原因は精神的ストレスと身体的ストレスであることが多いと言われています。
こうしてみると、子育てのイライラはどちらにもふくまれている気がします。
イライラしないようにすることはむずかしいかもしれませんが、頭痛の原因を避けることで少しでも症状を軽くできるのではないでしょうか。
簡単にできる改善策
頭痛そのものの原因が分かれば、次にそれらを避けることを考えましょう。
鎮痛薬に頼ってしまえばカンタンですが、なるべく日々の心がけから頭痛を起こしにくい
体質を手にいれたいものです。
起きてしまった頭痛に対しては、その原因の対応策を考えましょう。
睡眠障害が原因であれば、あなたにあった睡眠時間や質の良い睡眠がとれる工夫をする。
眼精疲労や肩こりが原因だとすると、スマホやパソコンの使用を控えるというように
なるべく頭痛の起きない生活習慣にしていきます。
ふだんの生活の中に頭痛の原因が隠れているかもしれないので、見直すことも大切ですね。
目の前にある頭痛をやわらげるには休むことが一番でしょう。
ゆっくりお風呂につかるなどして早めに眠って心身を休ませてください。
頭痛の中にはストレスが原因ではなく、脳などの病気からくるものもあります。
急激に経験したことのないような激しい頭痛や、強いめまいや吐き気・体のしびれなどを
ともなう場合は、迷わず早めに病院へ行ってください。
症状のない時に、脳ドッグや検診などで脳に器質的な異常がないことも確認することも大切です。
まとめ
ストレスをためずイライラしないポイントは、無理をせずにゆったりとした気持ちで余裕を持って生活することに尽きます。
しかし、特に小さい子どもの子育て期はとてもむずかしいのが現実です。
子育てが原因と分かっていても、子どもから逃げることはできない。
でも、ママの体調が悪いとさらなる悪循環になってしまいます。
頭痛よりも体調が悪く寝込んでしまうことになれば、まわりの人たちを頼りますよね。
私の経験からいうと、ひどくなる前つまりイライラの頭痛が起きる前やふだんから、周りの人の手を借りることが重要だと思います。
夫はもちろん、お互いの両親や兄弟・親戚、近くの友人たちにもっと協力してもらうことです。
短時間でも預けることができたら、思いっきり自分を休ませてください。
子どもと少しでも距離を置くことは、イライラの原因を遠ざけることになります。
忙しい子育ての時期でも自分をいたわることを忘れないでくださいね!